対人関係



それぞれの人づきあい

 幸いなことに、当方の四つ足動物は人間となかよく暮らしている。とはいえ、つきあい方はまたそれぞれである。




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ぶう:眠さをこらえて人間を待つ

 ぶうは、こっちが申し訳なくなるくらい人間が好きである。しかし、ぶうが一番好きな人間は彼には分からない理由でほぼ毎日出かけてしまう。その人間が帰ってくる時刻が近づくと、ぶうは外の気配が気になる。人の足音に耳をそばだてる。ふだんよりも帰りが遅いと、玄関前の廊下に陣取って帰りを待つ。上の写真はそのときの様子。このときは二番目に好きな人間が部屋にいたので、顔は二番目に好きな人間のほうへ向けて耳で外をうかがっていた。眠気をこらえているうち、ついウトウトしかけているところだ。さて、ようやく一番好きな人間が帰ってくると、ぶうはほとんど狂乱状態になる。毎日帰ってくる人が、毎日恋しい。それがぶうだ。




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べえ:遊びたいのに遊べない

 べえはあいかわらず猫じゃらしを振ってくれと人間に頼むのだが、ほとんど遊ぶことができない。せっかく人間が振っていても、他の猫(特にフィーネ)が集まってきて先に遊んでしまうのだ。べえは大勢で押し合って遊ぶのが好きでない。いつも小さく不満の声を漏らして、よそへ行ってしまう。



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マクロ:対人恐怖症?

 あいかわらず人間に怯えるマクロだが、2番目に怖くない人間のひざに乗り、頭をこすりつけて甘えてきた。引っ越しをして以来はじめてである‥‥って3年以上たってるんだぞ!



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ぷに:ディーは嫌い

 人間とはしごく良好な関係を保っているが、最近ディーと折り合いが悪い。ディーが優位を主張するようになったからだ。



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ミクロ:積極的にひざに来る

 ミクロは人間と一緒に移動する。なぜかトイレから出てくるところを待ちかまえているのが好きである。足に体をこすりつけて甘える。抱きかかえると人間の顔に顔をすり寄せる。



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ディー:人間には控えめ

 最近は他の猫に対してしばしば優位を主張して軋轢を起こしているが、ぶうには敬意を怠らない。人間に一番愛されているのがぶうであることをよく承知しているようだ。人間に甘えてぶうは機嫌を損ねるようなことは避けている。ふだんはイスの陰などに隠れているが、いつの間にか人間のそばにいたりする。



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ムク:水が好き

 一番好きな人間の首に両手で抱きついてほおずりするのが好きである。彼にとって一番と二番の差はかなり大きいようである。



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フィーネ:室内ムササビ

 通称ひね子。彼女は人間の背中に飛び乗るのが大好きである。すわっていると格好の標的になる。立っていても駆け登ってくる。人間から人間に飛び移ったりもする。ツメをたてるので、相当イタイ。なんとか止めさせようとしているところである。



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